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近年、海外において日本語教育を何らかの形で取り入れている国は、欧米圏では減少、アジア圏では増加傾向にあります。

その教育内容は国や教育機関によって異なっており、日本語を専門的に学ぶことを主な目的とする国・教育期間もありますが、多くの学校は 折り紙、習字、茶道、華道といった日本固有の文化を通じて日本語・日本文化を学び、日本への興味を持つことを主な目的とする教育方式を採用しています。

このような日本語教育の現場では、日本語を母語とし、日本文化を熟知した教師、すなわち日本人による日本語教師の必要性が高く求められています。

そんな中、日本語教育現場にてアシスタントとして現地の子供達に日本語・日本文化を伝えるべく世界中で活躍しているのが「日本語教師アシスタント・ボランティア」です。

日本語アシスタント教師とは文字通り、現地の日本語教師もしくは外国語教師のティーチング・アシスタントとして教壇に立ち、現地の生徒たちに日本語・日本文化を伝えるために学校に迎えられたスタッフの一人で、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、ドイツ、フランスの欧米圏やアジア圏など世界各国でアシスタント教師が活動しています。

「日本語教師アシスタント」に最も必要とされるのは向上心と熱意と積極性であり、通常、経歴や資格はそれほど求められません。現在、数多くの「日本語教師アシスタント」が世界で日本語・日本文化の普及に貢献し、日本からの親善大使として日本と海外との国際交流に重要な役割を担っていらっしゃいます。

日本語教師アシスタント・ボランティア参加には、必ずしも教員免許や日本語教師養成420時間講座の資格や日本語教育能力検定試験合格者である必要はありません。もちろん、日本語教育関連の専攻や資格をお持ちである方はさらに現地でより充実した経験を積むことができることでしょう。

現地の生活に密着し、通常の留学では味わうことのできない、現地学生・学校スタッフ及び地域住民との触れ合い、また教壇に立つことの責任感等を体験。参加期間、海外で1人で生活する充実感と感動を、皆さんにも是非体験してください。

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