「学校で空き時間が多すぎて、暇です。何もすることがなくて、職員室に一日中一人でぼーっとすわっています。なんとかしてください!!」と直訴してきた日本語教師アシスタント・ボランティアの方がいらっしゃいます。

日本語教師海外派遣プログラムでの日本語教師ボランティアの活動は、派遣校によって変わってきます。
例えばオーストラリアのQLD州の、かなり日本語教育の盛んな小学校に派遣されたSさんは、毎日空きコマが一つで、あとはずっとオーストラリア人の日本語教師といっしょにクラスをまわっています。

ところが、SA(サウスオーストラリア)州で「日本語は異文化学習の一環としてのみ勉強している」という小学校に派遣されたNさんは日本語、日本文化の紹介は1週間に4、5時間のみ。一体、Nさんは空き時間、何をしているのでしょう?

Nさんいわく、

「オーストラリアにきたのは、もちろん日本語を教えるのが第一の理由だけど、英語の勉強をしにやってきたのも理由の一つ。学校にいるだけで、英語の勉強に関しては宝の山にいるのと同じ。空き時間は自分の自由に使える最高の時間です。

私は学校のニュースレターに自分がスポーツ、ピアノが得意、また何でもクラスお手伝いするので、声をかけてください!という記事を載せてもらって、自分ができることをアピールしています。

またいろんな先生に自分からお願いしてクラスを見学させてもらったりしているうちに、クラスのお手伝いを頼まれたり、また他の先生からも声がかかったりして、空き時間もすっかり忙しくなっています。」とのこと。

空き時間の過ごし方の例としては

*日本語とは関係のないクラスでのお手伝い
*ワークシート、教材つくり
*テストの添削
*英語のクラスに生徒として聴講
*図書館に行って英語の勉強、読書

などさまざま。

中には、英語の先生と学校の了承を得て、開き時間は、英語の授業を生徒と同じように座って受けている日本語教師ボランティアの方もいます。実質、「無料の英語レッスン」ですよね。
→参考:「オーストラリアの英語習得術」
www.jegsi.com/archives/51076866.html

日本語教師のみなさんの工夫次第で空き時間は宝の山!になるのです。

→[ オーストラリアの日本語教師の記事一覧 ]