日本語教師の課外授業オーストラリアでの有意義な日本語教師生活を送るための要は、派遣された学校でいかに充実した時間を過ごすかにあることはもちろん言うまでもありませんが、プライベートな時間、空間を支えるホームステイ先での生活も現地での生活を楽しむ上で参加者の方々にとっては見逃せないポイントの一つ。

そこで今回より数回に分けて、参加者の方々のホームステイに関する声をテーマ別にご紹介させていただきます。
今回のテーマ:
学校の先生のお宅にホームステイすると…』

「先生のお宅にホームステイしていますが、同時に農場でもあるので、かなり山奥のため車で送ってもらわない限りどこへも行けません。…シャワーが5分、というのはちょっと驚きですが、もう慣れました。先生は英語しか話せないけれど私が分かるまで言ってくれるし楽しいです。日本食も週2回のペースです。でも一日中先生といることになるので、息抜きができません。でも何とかやっています。」(Kさん。サウス・オーストラリア州の私立校で活動中。)

「…日本語担当の先生の家にステイしています。先生と奥さん、18歳の息子3人暮らしです。…先生はやさしく、とても良い人なのですが、色んな面でとてもいいかげんで時々困ってしまいます。オーストラリア人特有のものなのか彼は特にいいかげんな性格、というか忘れやすい性格で他の先生もそう言っていました(笑)。」(Tさん。サウス・オーストラリア州の私立校で活動中。)

校長先生のお宅にStayしてます。…とにかく賑やかで楽しいです。長年日本人を受け入れてきただけあって、(日本人の)扱いに慣れているし、子供もめちゃくちゃ可愛すぎて日本に連れて帰りたい!」(Eさん。ウエスタン・オーストラリア州の公立校にて活動中)

…とまあ色々です。学校もプライベートも一緒、というのは確かにちょっと窮屈かもしれませんが、その反面、学校では見られない先生の一面を知ることができたりしてまた絆も深まるようですね。

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