cb6921a4.jpg日本語教師海外派遣にてカナダの日本語教師ボランティアに参加される皆さんに、出発前の準備段階などでよく尋ねられることがあります。

「カナダに出発までに、カナダを予習できるような、カナダが舞台の映画でなんかいい映画、ありませんか?」と。

カナダは映画が盛んなアメリカに隣接していることもあり、また映画予算の税制面優遇の関係から、一時期、カナダでロケすることがハリウッドでもブームになったことから、「カナダが舞台」の映画はたくさんありますが、「カナダが舞台」と言っても、その意味は、大きく2種類に分けられます。
1.カナダそのものがストーリーとなっているもの。

2.ロケ地としてだけカナダが登場するもの。
特に2番は、映画大国のアメリカが隣接していることもあり、カナダは(ストーリーとは関係なかったり、バンクーバーなのに「アメリカの1地方都市」という設定だったり、トロントなのに「大都市ニューヨーク」という設定だったり・・・と、) いろんな映画に登場しています。2番に関しては多すぎるので、また日をおって、ご紹介していきますね。

さて今日は1番の、カナダが舞台となっている映画で、お勧めの、
大いなる休暇
(原題:”LA GRANDE SEDUCTION/SEDUCING DOCTOR LEWIS)
をご紹介します。
カナダは西部東部では、まったく違います。

アジア系の移民が多い西部に対して、やはり一番カナダっぽいのはフランス語圏と英語圏がせめぎあっている東部。→参考:[ オタワ:日本語教師の海外待遇 ](東部はカナダの首都オタワあたりからフランス語色が半々になってきます。)

その東部の、とある過疎化した島・・・カナダ・ケベック州の外れ、Harrington Harbour(ハーリントン・ハーバー)にあるサントマリ・ラモデルヌ島(St. Marie-La-Mauderne /Sainte-Marie-la-Mauderne)の漁村が舞台。↓
カナダ地図 大いなる休暇 ロケ地
カナダ東端ケベック・セントマリー・ラ・モデルヌ島(St. Marie-La-Mauderne
↓ロケ地とカナダの近隣主要都市との位置関係(上地図の拡大図)↓
大いなる休暇 ロケ地 MAP
↑トロント→オタワ→モントリオール→ケベック→ニューファンドランド島

その漁村の島民が、島にお医者さんを誘致しようとすることでおきるドタバタをおもしろおかしく描いているのがこの映画 。

「あ〜、そうそう、カナダの東部の島って、こんな感じだったな〜。」と、以前住んでいた私も思わず懐かしくなってしまいました。それだけ素朴な東部の大自然や、カナダの人々の人間性がふんだんに描かれていて、途中はクスクス、最後はホロッとしてしまうはず。

『大いなる休暇』は、日本ではミニシアターでしか公開されませんでしたが、静かなブームを巻き起こしていました。

日本語教師アシスタントでカナダに行かれるかたも、そうでない人も、ぜひ一度 週末にでもご覧ください。お勧めです。

大いなる休暇
映画 『大いなる休暇』DVD
LA GRANDE SEDUCTION
〜SEDUCING DOCTOR LEWIS〜


■映画『大いなる休暇』のホームページ: 
 http://www.crest-inter.co.jp/oinarukyuka/

ちなみに日本語教師海外派遣でのカナダの活動先は、やはりアジア系移民が多いカナダ西部の学校のほうが、日本語に理解があったり、日本語の授業を第二外国語の選択科目として取り入れていたりする学校が多いため、ブリティッシュコロンビア州などの西部地域での活動になる確率が7割を占めています。
バンクーバーの日本語教師派遣校の中には、例えば女優のクリスティン・クルック((Kristin Laura Kreuk)さんの出身校などもあります。あなたが日本語を教えた日本語クラスの生徒さんの中にも、将来のハリウッドの大スターがいるかもしれませんね。

■カナダ全土に日本人はいらっしゃるもので、「モントリオールでも受講できる日本語教師養成講座」には、ケベック州にお住まいの方数名からも受講のお申込みが届いています。カナダでも即効性のある、外国語(英語)を媒介として日本語を教える間接法が学べ、かつ文化庁の「日本語教員養成において必要とされる教育内容」のシラバスに準拠した「420時間」の日本語教師資格が取得できる講座で、インターネットでの受講形態などが選択できます。→[ この講座の資料請求・お問合せ]

(関連)
カナダ・トロントが舞台の映画「バイオハザードII」・・・近未来都市として、トロントの市庁舎などが全編ふんだんに撮影に使われています。

カナダの映画「赤毛のアン」・・・言わずと知れた、カナダ東部・プリンス・エドワード島(PEI:Prince Edward Island)が舞台の赤毛のアン。「大いなる休暇」のロケ地、セントマリー・ラ・モデルヌ島よりもアクセスしやすいため、毎年多くの日本人観光客やワーキングホリデーでカナダ滞在中の日本人が押し寄せるため、現地では日本語の観光案内書物も用意されていたり。

→[ カナダの映画「クマのプーさん/ウィニー・ザ・プー」 ]