熊のプーさん本日も日本語教師海外派遣国にまつわる映画紹介シリーズです。

今日はカナダにまつわる映画(アニメ)、「くまのプーさん」(英題:Winnie-The-Pooh)をご紹介します。

カナダの日本語教師アシスタントでご出発される皆さん、そうじゃない皆さんも、この週末、レンタルビデオ屋さんで「くまのプーさん」、借りて見てみてくださいね。原作を英語で読んでみるのもいいかも。子供用の簡単な英語で書いてあるので、一気に読めてしまいます

さて、「くまのプーさん」のモデルとなった熊は、カナダに実在してました。

第一次世界大戦の最中の1914年、カナダ陸軍(ライフル部隊)のハリー・コールボーン大尉は、軍の移動中、カナダのオンタリオ州の中西部の町、ホワイトリバーの駅で、ハンターに親を撃ち殺され孤児となった子熊(メス)を見かけました。

■カナダ・ホワイトリバー http://www.nwconx.net/~wrlib/

大尉はこのハンターから$20(現在の$350くらいの価値)でこの子熊を引き取り、自分の出身地であるウィニペグ(Winnipeg;カナダ、オンタリオ州西部の町)の名前にちなんで、「ウィニー」と名づけ、軍のマスコット的存在としてかわいがりました。

■カナダ・ウィニペグ http://www.winnipeg.ca/

やがて大尉の隊はイギリスへ駐屯。その後、フランスへ派遣される際に、「ウィニー」をロンドン動物園に寄付。「ウィニー」はロンドン動物園で人気者になりました。

この動物園に子供と一緒に訪れたのが、イギリスの児童文学作家のアレン・アレクサンダー・ミルン。ミルンの息子のクリストファー・ロビン・ミルンが、自分が持っていたクマのぬいぐるみに、動物園にいた「ウィニー」と同じ名前を付け、その事にヒントを得て、息子に物語に書いたことが、「くまのプーさん」の原作“Winnie The Pooh”となったのでした。

ちなみに“プー(Pooh)”とは、ウィニーという実在の熊が臭かった(Pooh)から。日本では「プーさん」の呼び名で知られてますが、英語圏では、「ウィニー」と言わないと、話が通じないかもしれませんので、海外滞在時はお気をつけください。

尚、このぬいぐるみは、現在、アメリカのニューヨーク公共図書館の2階に展示されています。

■ニューヨーク公共図書館 http://www.nypl.org/
・・・の2階に展示 http://www.nypl.org/branch/central/dlc/dch/pooh/

ウィニペグのプーさんディズニーのキャラクターとして大人気のプーさんには、こんな歴史があったんですね〜。

そんなわけで「プーさん」発祥の地、カナダのウィニペグやホワイトリバー周辺には、あちこちで写真のような「プーさん」の銅像などが見られます。

ウィニペグのダウンタウンの少し郊外(西に5km程)にあるAssiniboine Parkには、コールボーン大尉とウィニーが手を取り合ってるかわいい銅像もありますよ

■Assiniboine Park http://www.zoosociety.com/

poohug
ディズニー以外にも、カナダの公共放送局CBC(Canadian Broadcasting Corporation;カナダ放送協会)では、2004年にウィニーの物語をベースにしたテレビ映画が作成されました。

■CBC(Canadian Broadcasting Corporation;カナダ放送協会)
http://www.cbc.ca/
■ウィニーの物語をベースにしたテレビ映画
http://archives.cbc.ca/IDC-1-68-1491-10040-10/on_this_day/arts_entertainment/twt

ちなみにCBCは、カナダ国内の出来事だけに特化したチャンネルです。

■CBCのウィニーのページ
http://www.cbc.ca/winnie/

カナダと言えば、西部のバンクーバー、東部のナイアガラやトロント、ケベックなどが有名で、カナダ内陸部にあるウィニペグやホワイトリバーは、どうしてもスルーしがちですが、日本語教師アシスタントなどで長期滞在される皆さんは、スクールホリデーなどを利用して、ぜひ訪れてください。

各町にはなかなか居心地のよい個性あふれるユースホステルやB&Bがもちろんあります。グレイハウンドの乗り放題バスチケットでのバス旅行で、各町ごとに宿泊していくのがお勧めです。

■カナダ・グレイハウンドバス http://www.greyhound.ca/

■カナダのユースホステルの検索と予約 http://www.hihostels.ca/


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