fdae49b2.jpgあと2ヶ月ちょっとで始まりますね、ドイツのサッカー、ワールドカップ

日本では、このサッカーと野球が学校教育でも行われている人気のスポーツの代表格ですが、「ところ変われば品変わる」ということで、英語圏の国々、特にイギリスから分裂していった国々で人気なのがクリケット

日本ではあまり馴染みがありませんが、日本語教師海外派遣プログラムの派遣国のイギリスはもちろん、オーストラリアやニュージーランドなどでも、学校の校庭や家の庭先でクリケットを楽しんでる光景をよく見かけます。

各国で活動中の日本語教師からのレポートにも、課外活動風景の中で、クリケットが登場しています。

オーストラリアでは夏のスポーツとして非常に盛んで、クリケットのワールドチャンピオンになったこともあります。

そもそもクリケットってどんなスポーツなんでしょう

クリケットは、円形か、楕円形の競技場でおこなわれ、11人編成の2チームが、ボールをバットで打って 得点を争うスポーツです。

投手(ボーラー)、捕手(ウィケットキーパー)、9人の野手(フィールダー)で構成され、監督はいません。

グラウンドは芝生で、中心にピッチが置かれます。
ピッチは野球でいうピッチャーズ・マウンドとバッターボックスの間。この間だけ芝生は刈られています。そのピッチの両端には、ウィケットと呼ばれる3本の棒が差し込まれます。

投手は、ウィケットを壊すためにボールを投げ、バッターはそれを壊されないようにボールを打ち返すことでゲームが進みます。

バッターが打った球が、守備側の野手の間をぬけている間に、バッターがピッチの端から端へと走ります。

片道で1点、往復で2点、1往復半で3点、ボールが外周に達すると4点、外周にある柵を超えると6点が加算されます。

投手が投げた球が、ウィケットを壊したり、バッターが打った玉を野手がノーバウンドで捕球した場合はアウト。他にもバッターが打ったボールを捕手が捕球しウィケットを壊した場合、バッターが走り込む先のウィケットを先に壊した場合などがアウトになります。

2イニングで1ゲーム。各イニングは10人がアウトになればチェンジします。

紙面の関係上簡単に説明しましたが、基本がわかれば楽しめると思います。これからご出発される日本語教師アシスタントの皆さんも、機会が合ったらぜひトライしてみてください。