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昨日は不思議なお問合せ電話が多かった一日でした。

どんな問合せかと言うと・・・

どうも他社さんで日本語教師アシスタントや日本語教師を申し込んだらしい人たちから、ご自身でビザ申請をしたのだが、申請途中でトラブッっている、というもの。

立て続けに複数の人たちから、オーストラリア、イギリス、台湾、中国、タイのビザ申請に関してお問合せ電話を受けました。

どうやら、
  1. 【オーストラリア】安く済ませようと自分でビザ申請したが失敗した。
  2. 【イギリス】他の某オーストラリアの留学斡旋会社のイギリスの日本語教師アシスタントプログラムに申し込んでイギリスに着いたら適正なビザではないとのことで、入国もできずに強制送還をくらった。
  3. 【中国】派遣校の学校紹介だけして「ビザ申請はご自分でやってください。」といった格安のプログラムに申し込んで、いざビザ申請をやってみたら、困ってしまった

というパターンのようでした。

基本的に、初回のビザ申請書で代理人として登場してない人物(または法人)が、ビザがトラブったからといって、本人に代わって途中で突然、しゃしゃり出たところで、大使館や移民局は取り合ってくれませんので、関係のない第三者であるこちらとしてはお問合せいただいたところで何もできません。


それ以外には、

「ビザ申請過程で、健康診断結果をどこに送ればいいのか?」とか、「ビザ申請に必要な書類」だけ聞くだけ聞いて、礼もそこそこに受話器をガチャッ。

なんだかとっても悲しくなりました。

こういう方々は、海外に行ってもこのような振る舞いをされるのかな・・・と。ましてや日本語教師やアシスタント教師として教壇に立つ身。日本人の印象が悪くならなければよいのですが・・・心配です。

また、正確な知識や経験がなく、不親切なエージェントが多いことも良くないですね。この業界全体的に、カウンセラーの質の低さを感じることも多々あります。

ビザ申請って、みなさんが思っている以上に、結構、難しかったりするんですよ。

海外渡航の費用は、確かに<重要な要素の一つ>ではありますが、<安さ>だけが選択基準になっている人には、時に<礼>などの「人間として肝心な何か」が欠落しているように感じられる時があります。そして、タダより高いものはない、とはよく言ったものです。

海外生活は、日本での生活の延長にあります。

日本でのその人の人間性が、海外に行ったら、突然180度変わる、ということは、まずありません。日本でうまくやってる人は、海外でもまちがいなくうまくやれますし、日本で好かれる人は、海外でも好かれたりします。

だって白人も○○人も日本人も、同じ人間だもの

ということで、ご自身が選んだ道です。渡航前の情報収集(プログラム選び、エージェント選び)やビザ申請の時点から、すでに海外生活は始まっています。

(ビザ申請含めお申込みされた方はもちろん、弊社が責任をもってビザ申請を行いますが)ご自身がご自分でビザ申請するプログラムを選択されたのですから、最後までご自身で責任をもって全うされることをお勧めいたします。

その失敗した経験は、今後のその方のためにもなることでしょう。