perthで日本語教師

オーストラリアのWA(ウェスターンオーストラリア)州パースのキングスパース(Kings Park)。丘陵状になっていて、パースの街を一望でき、いろいろな動植物が見れることもさることながら、夜景がとっても綺麗でお勧めです。

そんなパース出身のオーストラリア人の「よしもと」の芸人さんがいるの、ご存知ですか?

チャド・マレーン(Chad Mullane)さん。「ジパング上陸作戦」というコンビ名で日本人とコンビを組んで、「Manzaiに国境はない!」をキャッチフレーズに吉本で活躍してます。

でもチャドさん、最近では日本語が流暢になりすぎてウケなくなってしまったとのこと。

言葉というか、異文化コミュニケーションは不思議なものがあります。異文化同士がコミュニケーションする時は、案外、おぼつかないほうがよいのかもしれません。

その国の語学力が上がれば上がるほど、求められるものも高くなります。

これは海外に出た日本人も同じ。多くの日本人が英語に「あこがれ」を持って渡航されます。カルチャーショックやホームシック、英語力の壁などを乗り越え、ある程度、不都合がなくなってくると、あれだけあこがれを持っていた海外生活も、

「なんだぁ、たいしたことないんだなぁ、日本と変わんないじゃん。」

なんて感じたりするようになります。

逆に日本にいる外国人の中には、「モテるために」あまり日本語をしゃべらないようにしている人もいます(実際、筆者の友人の英会話講師の何人かがそうでした)。

人間のコミュニケーションって、6,7割程度とれる程度、カタコト程度のほうが、案外一番心地よいのかもしれません。それ以上は相手に求めすぎたりしてしまいますから。


パース日本語教師通信


さて、今日から1週間、オーストラリアはシドニーにて、10月開始の日本語教師アシスタントのみなさんの準備研修が始まります。

そういえば、今回参加される方々の中にも、パースへ派遣される日本語教師アシスタントが2名ほどいらっしゃいます。

にぎやかで楽しい準備研修風景は、またこのブログでお伝えいたします。

ちなみに次回1月末出発のオーストラリアの日本語教師アシスタント、もうすぐ募集締切です。

パースが好まれる理由

世界1フレンドリーな街

アメリカの「USトラベル&レジャーマガジン」誌の読者投票によると、なんとパースは堂々、「世界一フレンドリーな街」に選ばれたのです。この調査は、もちろん世界各国の有名都市を含んだ上での調査です。バス停や、コーヒーショップで、また散歩中に、見知らぬ人どおしで挨拶をかわしたり、そのまま話がはずんでしまう、なんてことはしょっちゅうです。日本の旅行記などで有名な兼高かおるさんが、かつてパースを「世界一美しい街」とよびましたが、美しいと聞きつけてやってくる旅人たちから、最もフレンドリーというお墨付きをうけ、パースは、いまや、「世界一いってみたい都市」になりつつあります。

パースは生活費が安い

せっかく海外にでて、勉強したり、旅行したりという機会を設けるんだから、やっぱりできるだけたくさんのことにチャレンジしたいはずです。
そのためには、生活費はちょっと抑えて、特別なコースを受けるための費用とか、オーストラリアでしか体験できないようなツアーに参加することにお金をかけたいものです。
なんたって、一番心配なのが住居費だと思います。パースでは、家を買うにしても、借りるにしても、シドニーなどにくらべれば、半額近くです。
広い庭のある、大きな家を3人でシェアして、1人週50〜60ドル、なんていう例が、いっぱいあります。ちょっと贅沢して市内で1人住まい、なんてしても週120ドルぐらいの家賃のところもありますから、チョイスはいろいろです。

気候が温暖

オーストラリアっていうと、内陸の砂漠地帯以外は、青い空、青い海、というイメージで、どこも似たような雰囲気と思う人が多いかもしれませんが、大きな誤解です。

暑いのがだめな人、寒いのが嫌いな人、いろいろですが、パースは、その順応しやすさでいえば、最高の都市です。日本とおなじように、四季に近いものがあるけれど、冬は寒すぎないし、(雪は降りません。)夏は、気温はあがるけど、全く湿気がないので、汗ひとつかきません。特に12月から3月にかけては、ほとんど毎日雲ひとつない青空で、お出かけの計画も天気の心配は全くいりません。

人口比でレストラン数豪州No.1

人口比で、オーストラリアでは、レストランの数が最も多いといわれているのが、パースです。それも、移民が多いおかげで、多国籍料理を楽しむことができます。
オーストラリアというと、ステーキを思い浮かべる人が多いですから、きっとその料理の種類の豊富さに驚くと思います。レストラン街として有名なノースブリッジなどへ足を運べば、イタリア料理はもちろん、ギリシャ料理、タイ料理、インドネシア料理、ベトナム料理、と日本ではちょっと特別なレストランにでかけなくてはいけないような料理が、所狭しと並んでいます。

インド洋は、ダイビング天国

ダイビングといえば、オーストラリアの東海岸のグレートバリアリーフを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、絶対もぐってほしいのが、西オーストラリア北部のエクスマウス、コーラルベイという地域です。未経験者は、パース近郊にたくさんある、ダイビングライセンス取得コースを受けて、北上するのがベストです。ジンベイザメ、マンタレイ、デュゴンなどの珍しい海動物たちと遭遇できるのは、この地域ならではです。パース近郊のダイビングでも、おなじみドルフィン、アシカなどと泳げるので、ダイバーには見逃せないポイントです。

こちらのパースで受講できる日本語教師養成講座は、ワーキングホリデー・メーカーに人気の都市、パースにも受講生がたくさんいらっしゃいます。オーストラリアで最も歴史が長い日本語教師養成講座で、英語で日本語を教える間接法も学ぶことができます。