教材としてのチラシ

現在、春の繁忙期の真っ最中。この2ヶ月くらいは、毎週末、何名かの方々が長・短期の日本語教師アシスタント・ボランティアや幼稚園ボランティアなどで海外に飛び立っていかれます。

特に幼稚園ボランティアは3月中盤はすべての幼稚園が埋まってしまうほど。お申込み手続きはお早めに・・・。

さて、出発されるみなさんからのご質問によくあるのが、

「(教材やお土産など)何を持っていけばいいでしょうか?

というもの。

みなさんはどうも高級品を持っていかなければならない・・・といういかにも日本人的な先入観にとらわれてしまっているようですが、まったくその必要はありません。

基本的に、安く全部済ませましょう。

例えば、何か買うとすれば、100円ショップ(100均)で十分。ちょっと大きな100均だと日本的な民芸品コーナーも充実してますし、オモチャコーナーにも外国人ウケしそうなものがたくさんあります。

日本の100均で売られているものは質も高く、海外に持っていけば1000円くらいの価値になってしまうものも多々あります。百均で十分です。

また、新聞の折込や自宅の郵便ポストに投函された広告チラシなんかも使えます。弊社のポストに投函されたチラシも1週間でこんなに(上の写真)たくさん溜まってしまいます。ピザの宅配などジャンクフード系のチラシはもちろんのこと、ほかほか弁当系などもウケがいいですよ。

あと、引越しや廃品処理などのチラシなども、日本と海外とのリサイクルシステムの違いなどがわかっておもしろいかも。

チラシって、情報が圧縮されてますからね。日本人にとってはどうでもいいことなのに、海外の子供たちの反応はとてもおもしろいですよ。

でなくても日本のチラシって、紙質がツルツルしていて高品質。それだけでもウケがよいです。

日常生活こそ、日本語教師アシスタントの教材ネタの宝庫です。