ハリウッドにて←ハリウッドのチャイニーズシアターにて。

昨日、ここの隣のコダックシアターでおこなわれたアカデミー賞授賞式。日本人、惜しかったですね。『バベル』の菊池凛子さんを始め、『硫黄島からの手紙』等、そうそうたるノミネートの数でした。

それにしてもアカデミー賞もだいぶ変わってきました。今回の特徴は、多民族・多言語。いろいろな民族による、いろいろな言語の映画がノミネートされ、賞を獲得しました。

これは9・11のテロや、イラク戦争などで、アメリカ人が自国以外の国にも関心がいっていることが影響していることが考えられます。

日本文化もかなり市民権を得てきていて、「SHOJO MANGA」などサブカルチャーの日本語はどんどん英単語に吸収されていっており、これからの日本語教育の活路は、日本のサブカルチャーにありき、といった感を否めません。
バブル崩壊以降、国際社会での“経済的な”意味合いでの日本語学習の価値は薄れつつあり、日本語学習熱は下降気味。各国の学校教育機関での日本語のクラスは少なくなってきており、代わりに中国語教育が人気です。

反面、日本のサブカルチャーから自然発生した日本文化や日本食への注目は世界全般的に高まってきています。

ラスベガス生まれでL.A.育ちのリア・ディゾン(Leah Dizon)も流暢な日本語を話せますよね。彼女は12才ぐらいから宇多田ヒカルや安室奈美恵などのJ-popが好きで、日本語に慣れ親しんできたそうです

これからは一番よい日本語教師は、「日本のサブカルチャー」そのものかもしれません。

日本語教師の役割も、文法主体から、サブカルチャーの伝道師へ....時代とともに変わっていくことでしょう。

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