ロシア・モスクワの一部の公立小中高校14校で、2007年9月から日本語が第2外国語の選択必修科目として選べるようになりました。
「日本語が必修! モスクワの一部公立小中高校」
ロシアで日本語教師不足
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080218/erp0802181845010-n1.htm

【記事のポイント】
■モスクワ市内の14校
2007年9月から、モスクワ市内の14の公立校(一例:モスクワ中心部の第1239番学校)が「日本語必修」(選択必修科目)指定校となる。
■対象
小学5年生から4ヶ国語(仏独伊日)の中から第2外国語として選択形式だが、4年生から週2回の日本語授業が行われ、その他、課外活動として日本文化の同好会などもあり、また、モスクワの日本人学校の児童生徒たちとの交流会も行っている。
■背景:ロシアから見た日本
「ロシアは東西の中間にある。西側文明を取り入れ、独特な発展を遂げた日本への思いは特別」
■現状
日本語教材(小学生用)がなかったり、日本語教師陣の不足。
■今後
ロシアの日本大使館では、日本語教材の提供や日本語教師の研修などの支援を検討。


ロシアは西欧とアジアの中間に位置しているため、隣国である日本との経済的交流・物流を通して、日本文化への市民レベルので潜在的な関心は高いものがありましたが、ご存知のようにここ最近の著しいロシア経済の発展から、改めて外国語教育に力を入れ始めたようです。

まだまだロシアでは体系だった日本語教材や日本語教師は不足しており、日本語教育環境は混乱気味ではありますが、最近、ロシアからの日本語教師養成講座のお申し込みやお問合せが相次いでいるのもこういった現地でのニーズ(需要)が反映しているのかもしれません。

日本語教師の需要(=つまり日本語のニーズ)は、各国の経済情勢と密接にリンクしています。(各国の経済の発展に、日本の技術力などをコピーする必要があり、それには日本語が必要だからです。)

ロシア・モスクワで日本語教師アジアは日本語教師の活躍の場としてもともと大きな市場でしたが、中国、インド、ロシアの近年のバブル的な経済発展で、これからますます日本語教師の市場はアジア地域へ推移していくことが予想されます。

日本語教師養成講座のお手続きで、大中小問わず様々なお国にお住まいの方々を手配させていただいておりますが(地球の反対側の小さな島国からもお申し込みが届いています)、やりとりを通じてこんな世界経済情勢が見えてくる点もとてもおもしろく、かつやりがいを感じています。

ロシアはさることながら、中央ユーラシア地域では、最近はロシアに隣接するモンゴルからのこちらの日本語教師養成講座へのお申込みが増えてきているのが特徴的で、モンゴルでの日本語教師需要も急速に高まってきていることがうかがえます。

About : the Japanese Teacher in Moscow, Russia