アメリカからの日本語教師などの教職の日本人を対象とした求人は、存在したとしてもなかなか日本までは届かないのが現状ですが、それでも職種や時期によっては、アメリカ国内の求人が日本にいる日本人も対象に届くことがあります。
しかし、届いたら届いたでかなり応募が殺到するようで、最近もアメリカの採用ご担当者さんから以下のようなメッセージを頂戴しました。
「新年度にむけて貴社のサイトに上げさせていただきました結果、とてもたくさんの応募がありました。驚いております。二人採用し9月から渡米してこられました。」とのことで、応募はなるべく早めにしたほうがよさそうです。また、さらに追加の求人が届きましたのでご紹介します。
以前、「日本語教師の求人が多い時期は?」(www.jegsi.com/archives/52279996.html)でも触れましたが、海外は9月が新年度始まりの国も多く、年度末の4-7月頃は、9月勤務開始に合わせて海外からの求人も増える傾向があります。

海外で働いてみたい国として日本人に人気の国、アメリカも9月が新年度、ということで、アメリカのロサンゼルスの日系幼稚園で幼稚園教諭、保育士を募集しています。詳細はこちら海外の日本語教師・幼稚園の求人情報の「欧米圏の求人」または「海外幼稚園の求人」をご参照ください。

勤務地はロサンゼルス南部のLomita(ロミータ市)と Irvine(アーバイン市)の2園。近くにはロングビーチや、映画やドラマによく登場するランチョ・パロス・ベルデス半島のヴィセント岬灯台などカリフォルニアならではの景勝地が広がっている環境の良い地域です。(下図赤丸がLomita& Irvine↓)

アメリカ LA ロス地図

その他の国、ドイツ、中国(上海)、シンガポールなどからも求人が届いています。

何度か当サイトで触れてはいますが、「将来、海外のいろんな国で働いてみたい!」といった希望を持っている方がすぐ思い浮かぶ職として日本語教師がありますが、実は日本語教師が働ける国、需要がある国は非常に限定的で、専ら、日本かアジアが主な勤務地となっています。

欧米圏は日本語教師の需要がないことと、若干、求人が出たとしてもパートタイムのテンポラリーなジョブしか出ませんので、アルバイトでは欧米圏では就労ビザは取れません。結果、日本からアメリカ他欧米圏にて日本語教師として働くことを目指すのはほぼ絶望的なのが日本語教師の実状です。

そのため、欧米圏の日本語教師の求人が(あったとしても)日本まで届くことはほとんどありません。(日本で募集をかけてもビザが取れないので募集をかける意味がない/そして欧米圏には日本人がたくさん住んでいるので、現地にいる日本人で間に合う程度しか求人がないため、です。)

海外で広く活躍してそうなイメージがある日本語教師ですが、実際はその活動域は限られているわけです。

その反面、意外と知られていないのですが、海外で働きながらいろいろな国を転々とできる仕事が、「幼稚園教諭」です。資格は日本国内での通常の幼稚園教諭免許で構いません。

海外には日系幼稚園はアジアから北米、ヨーロッパまでいろいろなところにあり、日系幼稚園ですと対象消費者(つまり園児)が日本人(もしくは日系かハーフ)ですので、その先生は基本、日本人でなければ勤まらないポジションであるため、就労ビザがおりやすい傾向があります。

特にアメリカなど欧米圏では失業率が高いため、通常はその国の人(アメリカならアメリカ人、イギリスならイギリス人)が求人ポジションに優先され、本当にそのポジションに自国籍の民で該当する人物がいない場合でかつ日本人でなければ勤まらない場合のみ、ビザの厳しいアメリカや欧州でもようやくビザが認可される、といったシステムになっています。

ですので、ドイツ、イギリス、アメリカなど欧米圏からも幼稚園の求人は、結構、日本まで届いているわけです]。

幼稚園教諭免許を取得し、日本で2,3年、幼稚園勤務経験を積んだ人などは、20歳台に限らず、ともすれば30、40、50、60歳台と、1,2年ごとにいろいろな国々を給料をもらいながら転々とできる、といった生活も不可能ではありません。

これからもし、「海外で働きたい、色々な国々で働いてみたい」といった夢を持っている方で、幼児教育に興味がある人は、
1.四年制大学を卒業 かつ
2.幼稚園教諭免許も取得

といった条件を満たしておけば、夢の「ボーダーレスかつエイジレスな海外生活・就労経験」を続けられる、といった道がありますので、進路選択の一助にしていただければ幸甚です。

■ちなみに「世界のどこからでも受講できる日本語教師養成講座」には、国境なき医師団で活躍されているお医者さんや、各国の大使館に勤められている方など、ワールドワイドな海外精通派の方々からのお申込みがたくさん届いています。