アメリカはニューヨーク北部の木々で囲まれた閑静な高級住宅街としても知られるWhite Plains(ホワイト・プレインズ)の日系幼稚園で幼稚園教諭を1名、募集しています。この地域は全米でもニューヨークに次いで住宅コストが高いことでも知られ、近年、お子様連れの日本人在住者も増加傾向で、日系スーパーもあるようです。
NYポートオーソリティバスタミナル2
(NY・ポートオーソリティ・バスターミナル 壁面画 -筆者撮影)

勤務は2013年6月からを予定。応募資格は、四大卒者は幼稚園教諭免許1種と経験3年以上、最終学歴が短大卒者の場合は同教諭免許2種または保育士免許と経験6年以上であることが求められています。詳細は海外の日本語教師の求人内の、海外幼稚園教諭の求人情報ないし欧米圏の求人カテゴリー等をご参照ください。

(その他 よくある質問)

■ 海外で保育士として働きながら、日本語教師を週末の土・日曜などに働く事は可能なのでしょうか?

まれにこうした漠然とした質問を投げかけてこられる方がいらっしゃいます。海外といっても世界には200ヶ国ほどあり、それぞれの国でビザ・コンディションが異なりますので、簡単に一言では答えられないご質問です。

ただ、こうした安直な質問をされる方はたいていの場合、「海外」=「白人系/英語圏の国」を指していることが多いので、アメリカやイギリス、オーストラリアなどをさしているのかと思われます。

まず、需要の観点からですが、欧米圏では日本語の需要はあまりありませんので、そうそう都合よく週末・日本語教師という仕事は見つからないものですので、現実的にはかなり困難でしょう。

次に、ビザ的な観点からですが、国によっても異なりますが、一般的にビザというものは、限定的に認可・発給されるものです。つまり、「Aという国のBという勤務先に、Cという決まった期間だけ働く」という限られた条件を守る、という前提で、その国へ入国・滞在することができるものです。なぜなら、その国の人からみて外国人であるあなたがその国で働く・就職する、ということは、あなたが元々その国にいる人から、仕事を1つ奪ってしまう、ということだからです。(その国の失業率を1人分、あなたが上げてしまう、ということ。)

ですので、基本的には、Bという勤務先で働くという条件でビザが認められた以上、B以外のところでも働く、というのは、ビザ認可条件を逸脱している、とみなされる場合が多いので注意が必要です。
また、掛け持ちではなく、Bという勤務先を退職して、新たなDという勤務先へ転職する場合も、その国の決まりに従って、ビザの切替や申請のし直しなどが通常は必要になってくる場合が多いものです。

また、それ以外の注意点としては、保育士や幼稚園教諭もやりながら、日本語教師も別でやる、ということですが、海外では日本でのご自分の行動の半分も達成できればよいほうだということを強く認識しておくべきでしょう。海外ではご自分が思っている以上に理想通りには動けないものです。日本にいるうちに「海外ではあれもしよう、これもしよう」と、とかく妄想を詰め込みがちですが、その妄想の半分も実現できればよいほうで、必ず自分が考えてもいなかった不測の事態が起き、当初の計画の半分も実践できないことが多いので、最初から欲張って詰め込まないことが肝要です。

■ ニューヨークの短期の日本語教師養成講座の活用法

ニューヨークのマンハッタン及びその周辺にも非常に多くの日本人が住んでおり、日本語教師になることに関心を持たれている方も少なくありません。ニューヨークではジャパン・ソサエティーなどが行っている通学制の短期の日本語教師養成講座などがあります。
但し、短期ですので、模擬授業(実習ロールプレイング)などが中心で、「420時間」を履修するコースとは異なりません。そうした短期講座をより有効に活用する方法として、ニューヨークにいながら、こちらの通信教育の日本語教師養成講座を受講する、という手もあります。この通信講座では、文化庁の「日本語教員養成において必要とされる教育内容」のシラバスに基づいた「420時間」の日本語教師資格を取得するもので、通信のDVD実習補足などが不安な方は、このニューヨークの通学制の短期講座と合わせて受講されると、それぞれの講座の価値をより高めることができるでしょう。