ワーキングホリデー・ビザで行ける国でも、なんとなく渡航組が多い英語圏(カナダ、オーストラリア、NZなど)と違って、はっきりとした目的意識を持った人が選ぶ渡航国が、ドイツ。
「ドイツ語を学びたい」「習ったドイツ語を使って現地で生活してみたい/働いてみたい」と、ピンポイントかつニッチな方々が、毎年多く渡航しています。

ドイツでワーホリで働く講師ドイツのブンデスリーガでは、日本人選手はすっかり定評を得ているようで、サッカーからのアプローチで日本に関心を持ち始めるドイツ人もこの数年さらに増えているのが特徴的とも言えます。

そんなドイツのワーキングホリデービザ保有者などを対象に、現地の日本語補習授業校で担任講師や代行講師を複数名、募集しています。
採用・応募条件は、「教育活動に携わった経験のある方」など。
一部は採用者決定し次第募集終了、代行教師は通年で応募を受け付けています。

ドイツでの仕事探しに不安を感じている方、将来の教職就職に備えてキャリアアップをされたい方などにお勧めです。詳細は、海外の日本語教師の求人経由にて、「欧米圏の求人」等をご参照ください。

(その他 ドイツ関連のQ&A)

■ ドイツで日本語教師として働くのは難しいですか?求人はありますか?

「ドイツで日本語教師になるには?(アルバイト・フルタイム/待遇/給料/資格/求人など)」でも詳しく述べていますが、基本的にドイツに限らず、欧米圏では、特に欧州ではそれほど日本語の人気はありません。つまり、日本語の需要=日本語教師の需要はありませんので、需要のあるアジア圏で日本語教師就職するようにはうまくいきません。

元々、世界の日本語学習者の8-9割はアジアの国の人々が占めており、日本語教師の就職先というのは、「日本かアジアに限られている」と認識しておいたほうが無難です。
(実際、日本語教師よりも幼稚園教諭のほうが、働ける国の数・選択肢は多いです。)

ドイツの場合も例外に漏れず、年間ポツポツと日本語教師などの求人は出るものの、そのほとんどは非常勤(パートタイム)であり、上記の求人のように、すでにドイツで働くのに適正なビザを持っている人などを対象としています。日本語教師職では欧米圏ではなかなか就労ビザが取得できないためです。

例えば、国際交流基金のケルン日本文化会館が稀に日本語講座担当の日本語講師を募集することがありますが、その採用条件も現在、ドイツで非常勤講師として合法的に働けるビザを既に保有しているか、勤務日まで取得することが可能な方(この職自体では、就業ビザを取得するを取得することはできません)と告知しています。

ご参考までに、上記、日本語講座担当講師の応募資格自体は、日本語教師としては一般的で、

・日本語教師養成420時間講座を修了した者
・日本語教育能力検定試験を合格した者
・四大または大学院で日本語教育を主専攻または副専攻した者
・外国語としての日本語を教えるための教員免許を保有している者
・教育機関で日本語を外国語として教えた経験が1年以上ある者

のいずれかに該当していればよいので、ドイツ在住者やワーキングホリデーで渡航されている方は、ドイツでも受講できる420時間の日本語教師養成講座などを修了して、現地で求人が出たらすぐに応募できるように備えておくとよいでしょう。資格というのは、いくら持っていても重荷にはなりませんし、維持費もかかりませんし、非課税です。あくまで書面上の体裁ですので、日本語教師関連なら教育能力検定試験や420時間講座終了など、周辺分野の資格を日頃から完備するよう努めておくにこしたことはありません。

「なんとなく渡航」に利用されがちなワーホリビザですが、使い方によっては、将来につながるような戦略的な有効活用がご自身の努力次第でいくらでもできるものです。