欧米圏の日本語教師の求人というのは、その需要の低さからなかなかありませんが、欧米圏にある幼稚園勤務の求人というのは、結構、頻繁に届いています。
今回は、アメリカの中西部の北東に位置し、最寄り都市としては、デトロイトの南、シカゴとフィラデルフィアの中間にある、五大湖の1つ、エリー湖に面したオハイオ州の学園で、幼稚園教諭を募集しています。
オハイオの日米学園で働く

この学園は、オハイオ州中心部のコロンバスの閑静な住宅街にあり、落ち着いた環境の中で、幼児教育の経験を活かせる職場。ちなみにコロンバスはオハイオの州都で、州内では人口が一番多い都市です。
この学園での採用条件は、日本の幼稚園または保育園で正職員として実務経験が有ることが望ましく、日常会話程度以上の英会話力が求められています。

詳細は、海外の求人ページの「日本語教師・教職の求人」経由でご参照ください。尚、アメリカは海外就職先として人気の国でお問合せや応募が殺到する傾向があり、応募締切前であっても、採用者が決まり、予告無く応募受付終了となる場合がありますので、予めご了承ください。

(その他:アメリカ関連のQ&A)

Q. 教育大学在学の大学生です。将来、アメリカで教員として働きたいのですが、やはり日本人だと日本語教師が有利でしょうか。アメリカで教職として働けるなら、何にでも積極的にトライしたいと考えています。アメリカで働きやすい先生のお仕事や資格がありましたら教えてください。


日本語教師養成講座などを突破口としてアメリカで就職するのは非常に困難です。日本語教師のほうは、まず別途、日本語教師以外の職や何らかの方法で、アメリカで正規で就労できるビザを確保することが大切です。例えば、幼稚園教諭として働きながら、日本語教師養成講座を通信で学び、そしてアメリカ滞在中に、日本語教師の求人を見つける、など。


A. 海外→先生のお仕事→私は日本人→「そうだ、日本語教師になろう!」という連想で日本語教師を考え始める人は、非常に多くいらっしゃいますが、残念ながら、海外で日本語教師として活躍できる国は非常に限られています。実状として、日本語学習者の8割〜9割がアジア、特に東南アジアで占められており、そうした東南アジアで教えるか、東南アジアから日本に来た留学生らを日本で教えるか、しか日本語教師の需要はありません。

多くの方が、海外=欧米圏=白人に教える、といった典型的なイメージにて日本語教師を思い描かれる方が後を絶ちませんが、欧米圏では日本語教師の需要はありません。多少、あったとしても、すでに人気の欧米圏には日本人がたくさん住んでいて、現地にいる日本人の供給過多で、現地の少ない需要はすでに埋まっています。しかもその日本語教師の「少ない需要(求人)」は、ほとんどが非常勤、つまりパートタイム、アルバイトであり、パートタイムでは就労ビザは取れませんので、欧米圏で日本語教師単品で働こうと希望しても、実質、無理なのが実状です。

その反面、多くの人が意外と知らない欧米圏で働きやすい教職が幼稚園教諭。勤務先は、現地の日系の学園などになりますが、日系の学校では、「日本人の教師でなければならない」ため、日本人に就労ビザが認められやすい、という特徴があります。また、日系の幼稚園などは人手不足なところが多いのも、就職しやすい点です。
そのため、欧米圏の日系幼稚園などからは、毎年、アメリカ各州、ドイツ、イギリス、オーストラリアなど欧米圏でも日本人に人気の国々から、求人が届いています。(上記の「海外の求人」リンク先からご確認いただけます。)

以上から、もしアメリカで何らかの教職で働きたい、ということであれば、まずは大学で幼稚園教諭免許を取って、日本で2,3年でも経験を積んでおくと、応募・採用条件に合致する求人がたくさんありますので、念願の「アメリカで働く」という夢を実現しやすくなります。一度、幼稚園教諭として就労ビザをゲットすれば、あとはアメリカで働きながら空き時間で英語学校に通って英語を勉強したり、現地で働きながら米国でも受講できるこちらの日本語教師養成講座で日本語教師の資格を取得して、週末などに現地で「日本語を教える」といった、いろいろな「やりたいこと」を実現できるようになります。「幼稚園教諭」というのを、欧米圏での突破口にするのも1つの手です。

その他、欧米圏の学校では、幼稚園教諭免許の他に、小学校教諭免許などを求めていることもありますので、日本の幼稚園教諭、保育士、小学校教員、中学校教員免許など人通り、取得しておくと、将来、「海外」という思わぬところでつぶしが効くようになります。

Q. アメリカのプリスクールや幼稚園で働くのにECE資格や児童英語教師やJ-shine 小学校英語指導者などの資格は必要ですか?


A. いいえ、特にECE(Early Childhood Education;幼児教育/幼年教育コース課程履修)や児童英語講師などの資格は必要ありません。(もちろん、あるにこしたことはありませんが)実際の求人で求められているのは幼稚園教諭免許が圧倒的に多く、次いで保育士の資格などです。
あとは日常会話程度以上の英語力などが求められている場合がありますので、英語力向上は、日本語教師をやるにしろ、幼稚園で働くにしろ、海外に関わる仕事に携わるのなら、英会話スキル向上に努めておいて損をすることはありません。

ちなみにECE資格は、現地在住者が、現地の人(アメリカならアメリカ人)を受け入れている幼稚園などに勤務する際に、必要となる資格であり、一般的には日本にいる日本人には関係ありません。

Q. アメリカの幼稚園の求人などは米国のどの地域が多いですか?


アメリカの教職関連の求人で日本人を対象としているのは、やはり日本人が多い地域、つまり日本から近い地域。アメリカでいえば西海岸のカリフォルニア州が多いです。ロサンゼルスを中心に、南部サンディエゴまでを含め、毎年一定数の求人応募が届いています。次に、ニューヨーク周辺の学校や幼稚園からの求人が多くなっており、それらは上記の「海外の求人」のリンク先よりご確認いただけます。