english-teacher

日本語教師アシスタント・プログラムに参加される方の中には、J-shine資格取得者や児童英語教師を目指している方や、すでに現役で児童英語教師をされている方などがたくさんいらっしゃいます。

以下、そんなみなさんの、日本語教師アシスタント・ボランティアに参加された動機の一部をご紹介します。

1.水泳インストラクター+児童英語教師

私はこれまで2回、オーストラリアは訪れてます。

1回目はゴールドコーストでホームステイを体験する短期留学でした。

2回目はワーキングホリデーで、ブリスベンから入り、シドニーでは、日本食レストラン、郵便局のダイレクトメール等の梱包の仕事、フルーツピッキング、バックパッカーの掃除、「ウーハ」という農業団体での滞在を免除されながら、レバノンとドイツ人の夫婦の家庭で食事の準備や掃除を手伝いも経験しました。

その際滞在した家庭では、近所の人からのリクエストもあり、たくさんの人を招いてベジタリアンを対象とした、餃子、みそ汁、ちらし寿司、天ぷらなどをよくもてなして、好評で、日本文化紹介の楽しさを知りました。

ワーホリが終わり帰国後は、なるべく外国人と関わる仕事がしたかったので、愛知万博のイベントスタッフの一員として、来場される英語圏の外国人への案内係りも勤めた経験もあります。

その2年前のオーストラリアへワーホリで滞在した時にJ-Shineの資格を取得しました。その際、実習でシドニーの日本人学校で教えたこともあり、もっと本格的に教職に就きたいという思いを強めました。

日本帰国後は仕事でも外国人と接する機会があるので、日常会話でのコミュニケーションについては全く問題ありませんが、その英語力を教職経験とからめてもっと確たるものにしたいと思っています。

また、オーストラリアにワーホリ滞在中に、日本語教師ボランティア・プログラムに参加していた人にも出会い、評判を聞いていたので、今度オーストラリアへ行くならぜひ参加したいという思いがあり、今回、オーストラリアの日本語教師アシスタントに参加することにしました

現在は、日本でスポーツクラブのインストラクターとして、インターナショナルスクールの外国人の子供達に水泳を教えています。仕事が不規則で大変ですが、オーストラリア渡航と英語力維持のため、DVDを全部英語で見たり、英語の雑誌を読んだりと自宅で英語を独学中です。

将来は水泳のインストラクターと児童英語教師を兼ねたポジションでやっていきたいので、できれば日本語教師の派遣先は小学校で、ダイビングなどもできる海がある地域を派遣先として希望します。

2.英語圏で日本語教育活動をしたい

アメリカでの留学経験を通して知り合ったいろいろな国籍の友達と、今現在もEメールやチャット、スカイプなどで連絡を取り合っています。海外の友達は、みんな積極的に活躍している人達ばかりなので、自分もそれに刺激されて、何か新しいことをやってみようと思い、日本語教師アシスタント海外派遣プログラムへの参加を決めました。

現在の英語力はTOEIC930点で、海外の友人らとの会話は全く問題ありませんが、英語圏での日本語教育活動を通じて、よりネイティブレベルへ高め、また教壇での英語力もブラッシュアップしたいと考えています。

現在日本では児童英語教師をしていますが、日本語教育活動前に、オークランドの児童英語・小学校英語指導者コースを受講し、その後の日本語教師アシスタント経験を経て、正資格にしたいと考えています。

また、ニュージーランドへは行ったことがないのもニュージーランドを志望した理由の1つです。英語圏でもそれぞれ異なる英語に非常に興味があり、ニュージーランドのKIWI ENGLISHに触れるのも楽しみにしています。
特にラグビーが大好きなので、日本語を学校で教えるだけでなく、現地での生活も積極的に楽しみたいと思っています。

3.英語で政治討論できるレベルまで高めたい

海外旅行が好きでいろいろな国を訪ねてまわっています。

以前、1年間、交換留学生としてアメリカに滞在してました。カナダはその時にナイアガラに一度訪問しただけでバンクーバーは訪れたことはないので、今回、カナダの日本語教師派遣プログラムに志望しました。

オセアニアのように、教育システムの中でがっちりと日本語教育が組み込まれているよりかは、文化交流などを通じて、日本人以外の方々が外国語をどのように学ぶのか、またその心理的過程を学びたく、カナダを選びました。

現在、TOEICのスコアは820点ですが、児童英語教師をやっていることもあり、日常生活の英語には全く支障はありません。その英語力を「英語で政治討論などができるレベルぐらいまで」カナダでの日本語教育活動を通じて、もっと高めたいのも志望動機の1つです。

・・・

日本の日本語学校の日本語教師がほとんど英語を使わない(日本語で日本語を教えている=直接法)のに対して、英語圏での日本語教師アシスタントは、英語を使って日本語を教える間接法教授が主なので、さらなる英語力向上を求めて、日本語教師アシスタントに参加される方が多いです。