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日本語学校(法務省告示校)からも求人は届いています。説明会をおこなっている学校もありますので、参加してみるとよいでしょう。

説明会をやっている学校機関は、こちら説明会をやっている日本語教師・教職の求人情報にまとめてありますのでご参照ください。

法務省告示校の日本語学校の中には、旧態依然としていて情報発信力が弱く、ネット上だけでは学校の様子がわかりやすいところが、なかなかないのが現状です。

また、規定上、採用条件なども、どこも「420時間講座修了/検定合格/大学での専攻者」で、生徒もアジアの一定の国からの学生がほとんどで、「どこを切っても同じ飴(金太郎飴)」状態で、個性の差別化が難しいところがあります。

そんな時は地道に説明会などに参加するしかありません。

また、説明会を開催していなくても、学校見学できる求人もありますので、事前にコンタクトを取った後、学校を見学してみるのもよいでしょう。

日本語学校へのアプローチの注意点

説明会

説明会は、常時開催のところはほとんどなく、学校側が予め日程を定めて1,2ヶ月前に告知をして開催するパターンが多いです。

稀に、余裕をもって問い合わせれば、個別に説明会を開いてくれる場合もあります。

説明会は通常はその学校の校舎内で行われますが、大規模な場合や、海外の学校機関などは日本に出向いて、ホテルなどの会場を借り切って行うケースもあります。

いずれも席数に限りがあるので、事前予約が必要な場合がほとんどです。

学校見学

学校見学を受け入れている学校は、求人情報にあえて「見学可」の旨、明記してあることがほとんどです。すべての学校が見学可ではありません。

見学可能な場合も、事前にメール等でアポイントを取る必要があります。アポなしで訪問すると、不審者扱いされてしまいますので、アポは必ず取るようにしましょう。昨今、世間全般で物騒な事件が相次いでいますので、セキュリティも年々、厳しくなってきています。

授業見学

良心的な学校は、「授業見学も可能」としているところもありますが、授業見学に関しては、ほとんどの学校が「不可」または「採用面接まで通過した方のみOK」としているケース(つまり、一見さんお断り)が多いです。

授業見学は、現場の授業中の先生や生徒の迷惑にもなりますし、生徒の個人情報的観点からも、不可な場合がほとんどです。

採用後は、学校に慣れるまで、または日本語教師未経験者などを対象に、OJTのような形で、授業見学させてくれる新人研修制度を設けている学校もあります。そういう学校は、たいがい求人情報の段階から、その旨、明記しています。

電話

学校に突然電話をかけるのは、基本的には嫌われることが多いです。電話は担当者のその時間をリアルタイムで拘束してしまう上に、電話では言った、言わないの齟齬が生じ、トラブルになりやすいからです。
また、電話で履歴もよく分からないような人からの基礎的な質問に1から答えるのは、相当大変なことです。

電話で応対可能な学校は、求人情報にあえて、連絡手段の1つとして「お電話ください」とした上で、電話番号を明記してある場合がほとんどです。

そういう記載がないのに電話をかけてしまうと、かなり失礼にあたり、営業妨害とも感じさせてしまうので、電話には細心の注意を払ったほうがよいでしょう。

学校のウェブサイトのフォーム

学校のウェブサイトを調べて、そのサイトに設置してあるフォームから問合せをするのも、ご法度なことが多いです。
サイトに設置してあるフォームは、求職者用ではなく、一般の生徒集客用などに設置してあることが多いためです。
また、そうしたフォームは、採用担当者ではない別のスタッフの元に届き、迷惑メールとして処理されることが多いです。

求人情報に「指定のフォームから応募するように」といった主旨の指示がない限りは、通常はウェブサイトのフォームからのコンタクトはしないのが礼儀です。