通信教育Q. 私は海外で働きたいと考えてます。ただ、海外で就労ビザを取るには四大卒であることが求められると聞いています。私は学歴が高卒のため、これから通信制の大学で学び、大卒資格と免許を取ろうと考えておりますが、通信制の大学でも通用するでしょうか?

A. 通信制の大学が、通常の大学と同等に資格効果があるかどうか、は、就労される国の基準にもよります。

場合によっては通信制の大学は認められない場合もあります。

例えば、実際に海外の求人をのぞいてみますと、採用条件の資格の欄に、

(シンガポールでの幼稚園教諭募集の例)
・幼稚園教諭免許1種・2種のいずれかをお持ちの方
・大学、短期大学卒
(政府認可資格を取得のため、専門学校、通信教育課程での免許取得者の応募不可)

と条件に注意書きを添えているものがあり、通信教育課程の大学の免許等では認められない事例が実在しています。(上記の例では、専門学校で取得した免許も無効のようです。)

また、四大卒ならどこの大学卒業でもよいというわけでも必ずしもなく、日本人が就労する場合、日本の大学卒業以外は認められない(就労ビザが認可されない)ケースもあるようで、日本語教師の求人募集などでも同じく採用条件(応募資格)欄に、「日本の四年制大学卒業で」とわざわざ条件を付している求人も見られます。

一言で「海外で働きたい」といっても、世界には200ヶ国近く国が存在しており、国によっても、またその国の中での雇用先・雇用形態によっても条件や判断基準は様々です。

また、就労ビザの基準は、その時々のその国の情勢などによっても頻繁に変化します。

ビザ認可は、一般的には、先進国では非常に厳しく、新興国や発展途上国では緩いと言われていますが、アジアにおいても、各国の発展に伴い、近年はビザ取得が少しずつ難しくなっていってる(付加される条件が増えている)傾向があります。

ご自身が働きたい国や、就労したい就労先(会社や学校・機関)が決まっている場合は、先にその就労先に条件を確認した上で、それに合った学歴や免許を取るようにすることが一番、確実で近道になるかと存じます。